ここ何年かは、圧倒的にクラブ馬の活躍が目立っている
その背景には個人馬主の減少、衰退が原因として挙げられる
ビーク時90年前半に比べると3分の1以下になっている
1頭の競走馬の年間維持費が720万、馬主にとっては道楽であり経済活動である
なので、もちろん利回りでプラス計上とならないといけない
馬主にとっては、「強い馬でG1を勝つ」と言うのはもちろんだが、「効率よく稼ぐ」と言うのが最大のテーマになる
例えば、馬の力の判断が
「OPには上がれる」と調教師が言う場合でもデビューから4連勝してOP入りするよりは、各クラス2戦3戦してじっくりOPに上がれる方が効率よく稼げる。となる
つまり、普通に走れば1発でクラスを突破出来るのに
何らかの理由を使って
「わざと勝たない」これが
「ヤラズ」馬主にとっては当たり前の事だが、これが今の中央競馬を難しくしている
新聞では◎がズラっと並んでいても本音は
「1着はいらない」だったりする
こんな事は新聞には絶対に書けないし書いたらヤバイ
厩舎から
「何書いてんだ!」と言われるし、厩舎も馬主に
「記者に何本当の事言ってんだ」って事になる
更に上位3番人気まで全てが1着になりたくないとすれば荒れる可能性は十分
これを俺は
「消極的なレース」と呼んでるんやけど
そうなると馬券的にはめっちゃ難しい
新聞には書いてない本音の情報が必要、そして
「ヤラズ」を見抜く事が大事と言うのはわかってくれたと思う
ただ、
本音の情報を知ってても100%うまく行くとは限らないので
そこは馬券の上手さの見せ所やろう
ズバリ今週のヤラズはコイツらだ
>追記予定<

(43位付近)アルゼンチン共和国杯・みやこS